春日部市でも屋根の飛び込み営業に要注意！覚えておきたい断り方

2025年2月26日

近年、リフォームや屋根の修理を目的とした飛び込み営業が増えています。不要な屋根工事や相場を大きく上回る料金、前払い金を受け取り姿をくらますなど、飛び込み営業をきっかけとした悪質な業者によるトラブルが問題になっています。こういった業者から身を守るためには、飛び込み営業に関する正しい知識を身につけることが大切です。

この記事では、屋根の飛び込み営業を行う悪質な業者の特徴や、覚えておきたい断り方、飛び込み営業に対して心がけたいポイント、交わしてしまった契約を解除したい場合の方法などを詳しく解説します。飛び込み営業に関する知識を身に着けたい方や、屋根の修理を検討している方はぜひ参考にしてください。

屋根の飛び込み営業には注意が必要

飛び込み営業を行う業者の全てが悪質な業者とは限りません。ですが、飛び込み営業をきっかけとした、悪質な業者による被害が後を絶たないのもまた事実です。

訪問販売によるリフォーム工事

点検商法

上の表は2024年5月31日までに、国民生活センターに寄せられた相談件数を示したものです。訪問販売によるリフォーム工事では、「契約を急かされ、不要なリフォーム工事をした」などの相談が多く寄せられ、点検商法では、点検に来たと言って来訪した業者に「工事をしないと危険」と言われ、商品やサービスを契約した、といった相談が多く寄せられています。飛び込み営業をきっかけとしたリフォーム工事や点検商法の相談件数は、年々増加傾向にあるため、飛び込み営業を受ける可能性のあるユーザーの一人一人が、警戒心を持って注意深く対応することが大切です。

屋根の飛び込み営業を行う悪質な業者の特徴

屋根の飛び込み営業を行う悪質な業者の特徴は次の通りです。

✅不安を煽って契約を迫る
✅合い見積もりを極端に嫌がる
✅インターネット上の業者の情報が不透明

不安を煽って即日契約を迫る

飛び込み営業で訪問した業者が「このままでは近所に迷惑がかかる」「すぐに修理しないと雨漏りが発生する」などと言い、即日契約を迫るような業者は怪しいと言えます。たとえこのような言い分が真実だとしても、即日契約をしなければならない理由にはなりません。悪質な業者には、「冷静に判断できないうちに契約を取り交わしたい」といった狙いがあるため、玄関先ですぐに契約してしまうのは危険です。まずは、訪問業者の言い分が正しいのかどうかを確認してから落ち着いて判断する必要があります。

合い見積もりを極端に嫌がる

訪問業者の中には契約に漕ぎ着けなかった際に、おおまかな見積もりを提示してくる業者もあります。見積もりを貰った場合には、「相場が分からないので合い見積もりをしてみます」と伝えましょう。悪質な業者は、相場を大きく上回る金額で見積もりを出している事が多いため、合い見積もりを極端に嫌がります。安ければ良いわけではありませんが、相場を大きく上回る金額を提示していた場合には注意する必要があります。

インターネット上の業者の情報が不透明

飛び込み営業に来た業者が怪しいと感じた場合には、後からインターネットで検索をしてみましょう。業者の情報が不透明な場合や、口コミに悪評が並んでいる場合、アパートの一室が所在地になっている場合などは怪しいと言えます。近年では、営業専門の会社へ営業活動を一任している業者もあるため一概には言えませんが、所在地に倉庫を持たない業者なども怪しいと考えて良いでしょう。また、悪質な業者はM&Aや事業継承などを定期的に行い、社名を変えて活動を続けている場合もあるため、インターネットでの情報が極端に少ない場合にも注意が必要です。

覚えておきたい飛び込み営業の断り方

覚えておきたい飛び込み営業の断り方は次の通りです。

✅インターホンでやり取りをする
✅不要であればはっきりと断る
✅知り合いの工務店に頼むと伝える

インターホンでやり取りをする

飛び込み営業が訪問してきた場合には、インターホン越しに対応する事が大切です。インターホンを介さずに直接面と向かって対応してしまうと、相手の巧みな話術や雰囲気に飲まれてしまい、なし崩し的に契約をしてしまうケースが多くあります。飛び込み営業マンは、玄関先まで出てもらうことを第一のハードルとして考えているため、「近所の〇〇です」や「工事のあいさつに来た」など、あの手この手で玄関先まで出てくるように誘導します。まずはインターホン越しに名前や要件を詳しく聞き、飛び込み営業マンと直接対面することのないようにしましょう。インターホン越しで会話することで、心理的に落ち着いて対応できるため、不本意な契約を交わしてしまう確率を大幅に下げられます。

不要であればはっきりと断る

インターホン越しでも対面してしまった場合でも、飛び込み営業の話を聞いた結果、工事が不要だと思った場合には簡潔にはっきりと断りましょう。「今は夫が不在だから」などと理由を付けると、「では旦那様のご在宅の日にまた伺います」などと言われかねないため、断ることに理由は不要です。はっきりと断る際の注意点は、乱暴な言い方や態度を取らないことです。悪質な飛び込み営業を行う業者は、反社会的勢力とつながりがあるケースもあるため、望まぬ嫌がらせを受ける可能性もあります。はっきりと簡潔に不要である旨を伝えるようにしましょう。

知り合いの工務店に頼むと伝える

断っているにもかかわらず、あまりにしつこい飛び込み営業には、事実でなくとも「知り合いの工務店に頼む」と伝えるのも良いでしょう。知り合いに屋根修理に詳しい人がいると思わせることで、下手に高額な工事を売り込むことができなくなります。事実と異なることをを伝えることに罪悪感があるかもしれませんが、まずは自身の身を守ることが大切です。

飛び込み営業に対して心がけたいポイント

飛び込み営業に対して心がけたいポイントは次の通りです。

✅その場で契約せず冷静に判断する
✅屋根修理やリフォームを経験した人にアドバイスを求める
✅大幅な割引に惑わされない

その場で契約せず冷静に判断する

前述した通り、飛び込み営業に対して玄関先での即日契約は避けましょう。営業マンの巧みな話術や雰囲気に飲まれ、冷静に判断できない可能性が高いためです。契約するにしても、家族や知り合いに相談してから改めて判断するようにしましょう。

屋根修理やリフォームを経験した人にアドバイスを求める

屋根修理やリフォームを経験した人が身近に居る場合、費用や工事内容が妥当なものかアドバイスを求めましょう。正確には、専門業者でなければ屋根の傷み具合はわかりませんが、屋根の素材や築年数からおおよそのメンテナンス時期や工事価格などは、修理を経験した人のアドバイスを参考にできます。もし、屋根修理やリフォームを経験した人が身近に居ない場合には、地元の工務店や信頼できる業者に見積もりを取ってもらっても良いでしょう。

大幅な割引に惑わされない

飛び込み営業による契約の際に、大幅な値引きを提案してくるケースがあります。一見お得に感じてしまいがちですが、予め高い金額を設定しておき、大幅に値引きしているように見せることでお得感を演出する手法です。大幅な値引き後の金額でも、十分に利益が出る構造になっているため、相場に比べて高額であることが多く、お得感に惑わされないことが大切です。

交わしてしまった契約を解除したい場合には

交わしてしまった契約を解除したい場合には、クーリングオフ制度の利用や消費者ホットライン・消費生活センターに相談する方法があります。

クーリング・オフ制度

クーリング・オフ制度は、訪問販売や電話勧誘販売などで交わしてしまった契約を、撤回又は解除できる制度です。利用できる条件としては、申込書面や契約書面の受け取りから8日以内(マルチ商法は20日以内)である必要があります。内容証明郵便や書留郵便、電子メールに、契約年月日・契約者名・購入商品・申し込みの撤回又は解約の意思を記載し、販売業者に送付します。この際、コピーやスクリーンショットで記録を残し、保存しておくことが大切です。クーリング・オフが利用できない例外として、3000円未満の現金取引や通信販売、自動車の購入、消耗品を一部でも使用した場合などがあるため注意が必要です。

消費者ホットライン・国民生活センターに相談する

独立行政法人である国民生活センターが運営する、消費者ホットラインに相談する方法もあります。局番なしの188番でつながる消費者ホットラインでは、商品やサービスに関する苦情や問い合わせなどに専門の相談員が対応してくれるものです。188番につながらない場合には、国民生活センター・平日バックアップ相談の電話番号である03-3446-1623に相談すると良いでしょう。

まとめ

この記事では、屋根の飛び込み営業を行う悪質な業者の特徴や、覚えておきたい断り方、飛び込み営業に対して心がけたいポイントなどを詳しく解説しました。飛び込み営業に対する最も効果的な対処法は、対面せずインターホン越しに対応することです。契約解除したい場合には、クーリング・オフ制度や消費者ホットラインに相談する方法があります。飛び込み営業に関する知識を活用し、身を守りましょう。

ウェルスチールは埼玉県春日部市の屋根修理会社です。屋根に関する工事を中心に外壁塗装なども行っています。埼玉県を中心に近県まで対応可能ですので、屋根に関するトラブル・メンテナンスはぜひウェルスチールまでご用命ください。

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