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屋根修理の訪問販売はどんな手口?選んではいけない理由も解説

2024年1月22日

屋根修理の訪問販売はどんな手口?選んではいけない理由も解説

営業方法には色々な種類があるのですが、「訪問販売」もそのうちの一つです。
ただこの訪問販売は悪質な業者も多くあるということでも有名です。
羽毛布団などを売るということもあったのですが、建物については「シロアリ駆除」「屋根修理」などを高額な費用で契約させるということがあるので注意が必要です。
そこでここでは屋根修理の訪問販売はどういった手口で契約させるのか、なぜ選んではいけないのかということについて紹介していきたいと思います。

なぜ屋根修理の訪問販売は悪質な業者が多いのか

まず根本的なことですがなぜ屋根修理の訪問販売は悪質な業者が多いのでしょうか。
この理由がわかっていないとうっかり騙されてしまう可能性があります。

そもそも優良業者は訪問販売などしない

当然ですが屋根工事を行っている業者の中でも優良業者とされている業者は訪問販売などしません。
請け負った仕事内容で評価され、それが新しい仕事につながったり、リピーターがいたりして仕事が行われているからです。
そういった業者がわざわざイメージ自体が良くない訪問販売などをする必要性がないのです。
業者の中には訪問販売による営業を禁止しているという業者もあります。
そう考えれば訪問販売を行っている屋根業者が優良業者なわけがないということがわかります。

根拠のない話をさも真実のように話してくる

訪問販売はその名前の通り、直接家に訪問してきます。
そして「お宅の屋根が危険な状態にある」ということを告げてくるのです。
これもよく考えればわかるのですが、外から屋根を眺めただけでそんなことがわかるわけがありません。
その人が外から見て「危険だ」と判断できるほど屋根が破損しているのであれば他の人が見てもわかるはずです。
にも関わらず「ほっておけば雨漏りがひどくなる」「屋根がもうすぐ壊れる」といった根拠のない話をしてくるのです。
もしそんなことを言われたら無視しておきましょう。

すぐに屋根に上らせてくれと言ってくる

屋根修理の業者はさきほど述べたように、何も問題のない屋根をさも重大なトラブルを抱えた屋根のように話をしてきます。
しかしそれでは実際には何も問題がないため、「問題を作ろう」としてきます。
詳しく調べたいので屋根に上らせて欲しい」と言ってきたら要注意です。
こうして屋根に上り、わざと瓦屋根をずらしたり、屋根材を破損させたりすることがあります。
そして破損した部分の画像を撮影し、「このように壊れていた。修理が必要だ」というのです。
このように屋根に上ってしまえば下からは何をしているのかが見えないため、好き放題にされてしまう可能性があります。
訪問販売の人間を簡単に屋根に上らせないということが重要なのです。

法外な値段で契約させ、解約はできないと言ってくる

たとえ訪問販売であっても「適切な工事を」「適切な値段で」やってくれるなら問題はありません。
しかしたいていの場合は簡単に終わるような工事をおおげさに見積もりし、法外な値段で契約をさせようとしてきます。
中には「すでに屋根に上って点検作業をしているから解約はできない」というような悪質なケースもあります。
訪問販売の契約はあくまでも契約ですのでクーリングオフはもちろん可能です。
何を言われても「解約は可能だ」ということで対応していきましょう。

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屋根修理の訪問販売の悪質な手口とは

屋根修理の訪問販売は色々な手口で契約を迫ってきます。
まずはどういった手口があるのかを知っておくことが重要です。
ここではそんな悪質な手口を紹介していきます。

「無料で屋根を見てあげる」と言ってくる

先ほども述べた通り、とにかく訪問販売の業者は屋根に上りたがります。
これは一般の人がなかなか屋根に上って屋根を点検するということがない、点検時も一緒には上らないということが関係しています。
とにかく点検だけなら無料であるということを押し出した上で屋根に上り、瓦をズラしたり、割ったりします。
点検が無料だと言われても絶対に屋根に上がらせないようにしましょう。

すぐに見積もりを出してくる、大幅な値引きをする

本来屋根工事を行う際には専門業者がしっかりと点検をし、細かく状況をした上で見積もりは出されてきます。
その見積もりも、「製品代金」「工賃」など内訳が細かく記載されたものです。
しかしこうした訪問販売の業者は細かく点検することなく、すぐに見積もりを出してきます。
根拠のない数字がいきなり出されてきます。
また、たいていは非常に高額な費用がこの段階で出されてきます。
高いという反応をするとすぐに数十万円単位の値引きをしてきます。
まともな業者がこのような値引きをすることはありません。
いきなりこんな値引きをしてくるということはそもそも見積書をまともに作っていないということになるからです。
こうして大幅な値引きをするからお得だ、という意見を押し通してこようとします。
今だけキャンペーンをしている」というのも同様の手口なので無視しましょう。

オリジナル塗料を使用する、当社独自の工法で工事を行う、というセリフが出てくる

屋根塗装で使用される塗料には多くの種類があります。
さまざまなメーカーがそれぞれに特徴のある塗料を出しているのですが、訪問販売の業者は「オリジナル塗料を使用する」ということを言ってきます。
市販の他の塗料よりも優れた点をアピールしてくるのですが、冷静に考えて大手メーカーが販売している信頼と実績のある塗料よりも聞いたことのない訪問販売の業者のオリジナル塗料の方が優れているということなどありません。
これも安価な塗料を高く売りつける手口です。
屋根工事で独自の工法で工事を行うというのも同様です。
こうした特別感を出してくるような表現に騙されないようにしましょう。

モニター商法に騙されない

これも訪問販売で多いのですが、「モニター商法」というものがあります。
その会社のモデルケースとして工事をさせてもらうので安くするというものです。
これはモニター商法と呼ばれる悪質な業者が多く使う手段です。
新しい工法のモニター、新しい塗料のモニターと言われても気にしないことです。

強引な営業、なかなか帰らない営業

訪問販売の業者の営業スタイルで多いものに、
・とにかく一方通行でしゃべり続ける
・お客の話を聞かない、無視して話し続ける
・とにかく契約を結ばせようとする
・契約するまで帰らない意気込みを見せてくる
・契約してくれないと困ると泣き落としをしてくる
・今修理しないと家が壊れるというような脅しをしてくる
といった傾向があります。

何かと書類にサインさせようとしてくる

これも悪質な業者に多い手口です。
・後で解約できるからと契約を迫ってくる
・本契約ではなく、仮契約のサインだからと嘘をつく
・屋根の点検をした確認書類だからサインしろと言ってくる
というようにとにかく何かの書類を書かせようとしてきます。
何か書類にサインをしてしまうと契約を申し込んだことになり、高額な請求をされるという流れになります。
仮だろうが、後で解約をできようが、とにかく何も書かないということが重要です。

解約はできない、高額な解約料がかかると言う

もし何かの書類にサインをしてしまうと「もう解約はできない」「解約するには解約料がかかる」ということを言ってきます。
もちろん法律的にはそんなことはないのですが、時には脅したり、時には専門用語などを多く使ったりして、とにかく契約を実行させようとしてきます。

もし訪問販売の業者と契約をしてしまったら

ではもし訪問販売の業者にのせられて契約をしてしまった場合はどうすれば良いでしょうか。
こうした時には業者の言う通りにはせずに落ち着いて対応することが重要です。

クーリングオフを行う

こうした契約を結んでしまった場合は落ち着いてクーリングオフ、つまり契約解除を行います。
まずクーリングオフを行うことができる期間ですが、基本的には契約書を受け取った日から8日以内」が有効期間となります。
相手側に送付するクーリングの通知書には以下のような記載を行います。

・「契約の解除通知」とタイトルを書く
・契約書を受け取った日を書く
・商品名、工事名を書く
・相手側の会社名、担当者名を書く
・契約金額を書く
・「契約解除をしたい」とはっきり書く
・通知書を書いた日の日付を書く
・自分の名前と住所を書く
こうした通知書を相手側に送るのですが、「届いていない」などといったトラブルを防止するために「配達証明郵便」「内容証明郵便」「配達証明」といった記録が残る送り方で送ることが重要です。
普通郵便だけで送ることはないようにしましょう。
こうした記録の残る断り方をすると同時に相手側に電話で断るのも有効です。
この際、相手側がクーリングオフの妨害をするようなことがあれば、相手側が改めて「クーリングオフができることを記載した書面」を用意しなければいけません。
これを受け取ってから8日間がクーリングオフを行うことができる期間となります。
訪問販売の場合はこうしてクーリングオフを行うことで契約解除をすることができるのです。

クーリングオフの期間が過ぎていた場合

クーリングオフを行うことができる期間が過ぎてしまっている場合はクーリングオフを行うことができません。
ただ、こうした悪質な業者はまともな工事を行わないことが多いので、工事は中止してもらうのが良いでしょう。
違約金、解約料などが発生する場合がありますが、これも常識の範囲内であれば払わなければいけないかもしれません。
ただ、契約書に解約料のことなどが記載されていない法外な違約金が請求されるという場合には弁護士に相談した方が安全です
しっかりとした法律知識がないまま物事を進めないということが重要だと言えます。

まとめ

屋根工事を訪問販売で営業をかけてくる場合がありますが、多くの場合は悪質な業者です。
基本的には「いらない」とはっきりと告げることが重要なのです。

もし、訪問販売の人に声をかけられて心配!なんてことがございましたら、お電話だけでも結構でございます、お気軽にご相談下さい!

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