春日部市で屋根のズレ・浮きを見つけたらどうする?
2026年4月27日
春日部市で瓦、屋根修理、塗装工事や雨漏り修理を行っているウェルスチールです。
今日は、屋根のズレ・浮きを見つけたらどう対処したらよいのかについて解説します。
屋根は、建物の中で最も過酷な環境に置かれている部位です。
日々、直射日光と風雨にさらされるため、劣化しやすいですし、台風などの強風被害を受けることもありますし、地震により屋根がズレてしまうこともあります。
この記事では、屋根のズレ・浮きがどうして生じるのか? その対処方法について解説します。
化粧スレートの屋根のズレ・浮き

化粧スレートは、現在一般的に使われている屋根材です。コロニアルやカラーベスト、あるいは、スレート屋根と呼ばれることが多いです。
化粧スレートは、セメントと繊維材料を混ぜ合わせて薄い板状にした屋根材のことです。
厚さはメーカーにより異なりますが、おおむね4ミリから10ミリ程度しかなく、薄いのが特徴です。
化粧スレートの屋根がズレる原因は?
化粧スレートは、ビスで固定されているため、そう簡単に、ズレることはありません。
ズレている場合は、ビスで留めた部位が破損しているか、ビスで留めるのを忘れていたかのどちらかです。
化粧スレートは、薄いセメント板なので、衝撃にはあまり強くありません。
物がぶつかったり、台風などの風圧によって、破損してしまうことがあります。
このような場合は、一部のスレート板がズレてしまうことがあります。
化粧スレートの屋根が浮いてしまう原因は?
化粧スレートは、薄いセメント板なので、直射日光や風雨の影響を受けやすい特徴があります。
新築当初は、化粧スレートの塗膜が雨水を弾きますし、暑さや寒さの影響も少ないですが、塗膜が劣化してくると、様々な影響が出てきます。
雨水を吸収したり、直射日光で乾燥したり、暑さ、寒さなどの温度変化により、伸び縮みを繰り返すようになります。
その結果、化粧スレートの屋根は反ってしまい、徐々に浮き上がってしまうわけです。
隙間が生じるようになると、雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因になります。
更に、台風などの強風を受けると、その風圧が化粧スレートの隙間に侵入する形になり、割れが発生しやすくなります。
化粧スレートの屋根に浮き・ズレがある場合の対処方法は?
化粧スレートの屋根に浮き・ズレがある場合の根本的な解決方法は、屋根材の葺き替えになります。
浮き・ズレが生じてしまうほどであれば、かなり経年劣化していることになります。
まだ、浮き・ズレの発生により、雨水が下地まで浸入し、雨漏りにつながっていることもあります。
このような場合は、下地も傷んでいる可能性があるため、全面的な屋根のリフォームが必要です。
一方、浮き・ズレが一部分に留まる場合は、その部分だけ、屋根材を交換する方法も検討可能です。
化粧スレートの劣化を遅らせるには、定期的に塗装等のメンテナンスを行うことが大切です。
棟板金の浮き・ズレ

棟板金とは、屋根の頂上部分や四隅を覆うように施工されている板金のことです。
棟板金が使われているのは、化粧スレートや金属屋根です。
この棟板金も、浮きやズレが生じやすく、屋根点検業者からも指摘を受けやすい箇所です。
棟板金の浮き・ズレが生じる原因は?
棟板金は、貫板という板材を下地として打ち付け、これを覆う形で施工されています。そして、棟板金と貫板は釘やビスにより固定されています。
しかし、この釘が浮いてしまうと、棟板金の浮きやズレといった現象につながってしまいます。
釘が浮いてしまうのは次のような理由によります。
✔棟板金本体が熱による収縮する
✔釘が錆びて膨張し、釘穴が大きくなってしまう
✔貫板が劣化したことにより釘が抜けてしまう
まず、棟板金は金属なので、直射日光を浴びると膨張してしまいます。一方で夜間や冬場は縮むわけですが、このように伸縮を繰り返すことにより、釘も徐々に浮いてしまいます。
また、釘が錆びてしまうと、釘穴も広がり、棟板金ががたがた動くようになり、さらに、釘が抜けやすくなってしまいます。
さらに、下地である貫板も経年劣化によって脆くなってしまいます。そうなると、釘の固定力が失われてしまうため、釘が抜けてしまうこともあります。
特に、貫板に木材が使われている場合は、腐食しやすいと言えます。
〈棟板金の施工例〉
棟板金に浮き・ズレがある場合の対処方法は?
棟板金に浮き・ズレがある場合は、棟板金の交換工事が必要です。
棟板金の交換工事では、棟板金を剥がすだけでなく、貫板の交換も必要になります。
貫板は、木材が用いられていることが多いですが、新しくするなら、樹脂製のものに変えることも検討しましょう。
瓦屋根の浮き・ズレ

瓦屋根は、耐久性が長く、瓦自体の寿命は50年以上あると言われています。
しかし、瓦自体は劣化しなくても、浮きやズレが生じてしまうことがあります。
瓦屋根の浮き・ズレが生じる原因とは?
現在では、ガイドライン工法と言い、瓦はすべて、釘などで固定することが義務付けられています。
ところが、2022年(令和4年)1月以前のガイドライン工法が義務付けられていない時期に施工された瓦屋根は、軒やけらばと呼ばれる部位のみが固定されるにとどまっていました。
瓦の大半は、屋根にただ葺かれているだけの状態になっていることも珍しくないわけです。
そのため、地震や台風などにより、ズレたり、浮き上がってしまうこともあります。
また、棟瓦がずれてしまうこともあります。
湿式工法を用いた場合、屋根瓦の頂上部分や四隅には、粘土や泥を盛っています。さらに、棟瓦と平瓦の隙間に、漆喰を詰めて、土の流出を防いでいます。
漆喰が剥がれてしまうと、土が流出して、棟瓦のずれにつながってしまうことがあります。
瓦屋根に浮き・ズレがある場合の対処方法は?
瓦屋根に浮き・ズレがある場合は、瓦の葺き直し工事が必要です。
葺き直し工事とは、既存の瓦を再利用することを前提に、瓦を一旦全て剥がして、下地である野地板の状態を確認し、補修工事を行ってから、ルーフィング(防水シート)も交換し、改めて、瓦を葺いていく工法です。
その際は、ガイドライン工法に従い、すべての瓦を緊結することになります。
ガイドライン工法を採用すれば、台風で瓦が浮き上がったり、地震の揺れで瓦がズレてしまうリスクが小さくなります。
棟瓦にズレがある場合は、棟瓦の積み直し工事を行います。既存の棟部分を一旦解体したうえで、新しく瓦を積み直します。
瓦を再利用しない場合や他の屋根材に変更したい場合は、葺き替え工事を行います。
現状、瓦屋根を採用している場合は、化粧スレートや金属屋根を採用することにより、屋根を軽量化することができます。
屋根が軽くなれば、耐震性が向上したり、建物の寿命が伸びるなど、建物に良い影響を及ぼします。
〈瓦屋根の施工例〉
屋根のズレ・浮きを放置した場合はどうなるか?

屋根のズレ・浮きがあっても、気づかずにいたり、気づいても大したことがないからと、放置してしまうとどうなるのでしょうか。
雨漏りが発生しやすくなる
屋根のズレ・浮きが生じると、その隙間から雨水が浸入してしまいます。それにより、雨漏りにつながってしまうことがあります。
野地板と呼ばれる下地材の上には、ルーフィング(防水シート)が貼られているため、屋根材に隙間が生じた程度では直ちに雨漏りにつながりません。
しかし、ルーフィングも十年以上経つと寿命が来てしまうので、雨水の浸入を防げなくなります。
既に雨漏りが発生している場合は、屋根のズレ・浮きの修理だけでなく、ルーフィングの交換も含めた全面的なリフォームが必要になります。
自然災害で被害が拡大してしまう
屋根のズレ・浮きが生じている場合は、自然災害により更に屋根が壊れてしまうことがあります。
例えば、化粧スレートや棟板金に浮き・ズレがある状態で、台風の直撃を受けてしまうと、化粧スレートが割れてしまったり、棟板金が完全にめくれて剥がれてしまうこともあります。
特に、棟板金が飛んでいってしまうと、近隣に被害を及ぼしてしまいます。
また、瓦屋根の場合は、地震により更にズレが拡大したり、瓦が落下してしまうこともあります。
屋根のズレ・浮きは信頼できる屋根工事業者に修理を依頼する
屋根のズレ・浮きは、飛び込み営業や訪問業者から指摘されて気づくことも少なくありません。
しかし、飛び込み営業や訪問業者は、善意で教えているわけではなく、屋根修理の契約を取ることが目的です。
慌てて契約してしまうと、高額な工事費用を請求されたり、必要ない工事を提案されてしまうこともあります。
また、悪徳な業者の場合は、無料点検と称して屋根に上り、わざと屋根を壊すケースもあるようです。
こうした被害を防ぐためには、飛び込み営業や訪問業者の話を鵜呑みにするのではなく、地元の信頼できる屋根工事業者に修理を依頼するようにしてください。
まとめ 春日部市の瓦、屋根修理はウェルスチールへ
屋根のズレ・浮きが生じる原因と発見した場合の対処方法について解説しました。
屋根にズレや浮きがあるとやがて雨漏りなどの深刻な被害につながるので早めに屋根工事業者にご相談ください。
ウェルスチールは埼玉県春日部市を中心に首都圏で瓦、屋根修理、塗装工事や雨漏り修理を承っている職人直営店です。
ご自宅の屋根のズレ・浮きが気になる場合は、お気軽にご相談ください。


