2023年6月26日
春日部市にて雨漏り修理による瓦屋根の葺き直し工事・漆喰工事・一部差し替え工事を行いました。ご依頼頂いたのは築50ほどの瓦屋根のご住宅です。屋根の劣化がかなり進行しており、下屋根付近から雨漏りが発生しているとのことで屋根修理の点検をお問い合わせ頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、屋根の劣化が酷く見受けられます。漆喰は既に経年劣化により剥離が発生しており、瓦はいくつかヒビ割れや欠けが見受けられます。問題の雨漏り箇所については屋根と外壁の立合い箇所が原因でした。
瓦と漆喰の様子を見るからに、下地の劣化も深刻な状態です。お客様のご要望ではとにかく雨漏りだけ直して欲しい、予算は欠けられない、との事でした。今回は特に劣化の酷い下屋根を葺き直し工事、大屋根は漆喰工事にてご提案させて頂きました。葺き直し工事は瓦屋根特有の屋根修理方法です。既存の瓦を全て取り除き、下地を貼り直します(防止シート、場合によっては野地板、桟木)その後もとの瓦を戻すという工法です。既存の瓦を再利用するため、工事費用を押さえられるメリットがあります。▷ 瓦屋根の修理方法を解説!
こちらが施工前の様子です。漆喰はほとんど役割を担っておらず、棟瓦にもズレが見受けられます。雨漏りの原因となった下屋根の箇所も漆喰が剥離し、葺き土が剥き出しの状態です。
下屋根と壁の立合い箇所です。ご覧頂いた通り隙間がいくつも生じでおり、これでは雨水が容易に侵入してしまいます。
まずは、既存の瓦を一度取り外します。酷く劣化が進行しているため、瓦や下地が脆く作業中も注意が必要でした。
下地の野地板まで劣化が見受けられます。今回は野地板の増し張りから行っていきます。
野地板の増し張りを行います。破損している箇所は全て取り除き、野地板を新調します。
続けて、ルーフィング(防水シート)の取り付けを行います。ご予算の都合もあったため、少しでも工事費用を抑えるために、下地の劣化具合に合わせてルーフィングを使い分けます。こちらのルーフィングが屋根材から侵入した雨水を下地へ染み込むのを防ぎます。葺き直し工事では、このルーフィングを新調することが可能なため、非常に耐久性と防水性が改善される工法です。
ルーフィングを貼り付けた後、桟木の取り付けを行います。桟木とは瓦を葺く際に、瓦を引っ掛けて固定する板材です。
既存の瓦を葺き直していきます。同時に割れている箇所の瓦は新調した瓦を差し替えました。
下屋根の棟瓦も積み直しを行っていきます。
漆喰の詰め直しを行っていきます。特に外壁との立合い箇所は入念に詰めていきます。
これにて下屋根の葺き直しが完了です。
大屋根も漆喰の詰め直しを行いこれにて完工です。
今回の工事により無事、雨漏りは解消されました。本来は劣化状態からみて、大屋根も含めて屋根全体の葺き直しを推薦させて頂きたかったのですが、今回はご予算の都合もあり、その中でできる最大限の屋根修理をご提案させて頂きました。下屋根は葺き直しを行ったため、耐久性も防水性も向上致しました。瓦屋根は非常に耐久性の高い屋根材ではありますが、漆喰は耐久年数が短く、定期的なメンテナンスが必要です。漆喰の劣化は瓦のズレや雨漏りの原因に繋がります。リフォーム工事は工事費用も工事期間をかかってきます。定期的なメンテナンスを行うことで、結果的にトータルでかかる費用を抑えることができ、長くお住まい頂けることに繋がります。
ウェルスチールでは瓦屋根の漆喰工事〜積み直し工事まで幅広く対応させて頂いています。
春日部市にて屋根修理をご検討の際は、是非、ウェルスチールにお任せください。
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現場住所 | 埼玉県春日部市 |
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施工内容 | 雨漏り修理・瓦屋根修理・瓦葺き直し・漆喰工事 |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
施工期間 | 約1週間 |
使用屋根材 | |
使用屋根材 | |
工事金額 |
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