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屋根の豆知識

雨漏りが及ぼす健康被害について

2023年5月3日

体調不良

「最近咳が出る」「食欲がない」…… これらは風邪の症状のように思えますが、実は雨漏りによる健康被害かもしれません。
雨漏りの種類は、ポタポタと床に水滴が落ちるものから、じんわりと見えない部分で進行するものまでさまざまですが、どれも健康に悪影響を及ぼします。
いくら病院にかかってどれほど薬をもらっても、雨漏りが解決していないと症状は悪化するばかりでしょう。雨漏りが及ぼす健康被害について詳しく知り、リフォーム会社と相談しながら適切に対処してください。

雨漏りによる健康被害5つ

雨漏りによる健康被害はいくつも報告されていますが、特に代表的な症状は以下の5つ。
身体的な症状から精神的なものまでさまざまなので、原因不明の不調に悩まされている場合は、家の中のどこかで雨漏りしていないか一度確認することをおすすめします。

アレルギー症状

アレルギー

「カビ」「ダニ」などにアレルギーを持っている方は、雨漏りが原因で症状が発生することがあります。
雨漏りは室内の湿気を多くします。するとカビが発生して、アレルギー性鼻炎や皮膚の炎症、水虫などを引き起こすのです。
さらにジメジメした環境を好むダニが繁殖して、ネズミも侵入して……と悪循環に。ダニもネズミもフンをするので、そのフンに含まれるサルモネラ菌から嘔吐や下痢になる方も少なくありません。
飲み薬に頼っても、再発は時間の問題でしょう。

呼吸器症状

呼吸器症状

雨漏りが起こると、呼吸器系に症状が出ることがあります。
たとえば咳や気管支喘息、最悪の場合は過敏性肺炎や呼吸困難につながることも……。

ダニに噛まれる

梅雨の時期にダニが繁殖するのは、よく知られている話です。
雨漏りで室内の湿度が上がるということは、四季を問わず室内が梅雨の状態になっているということ。
ダニに噛まれると、赤みが出るだけではなく、かしむしりたくなるような痒さも発生します。適切にケアすれば治まってきますが、かいた部分は湿疹になってさらに広がったり、色素沈着したりすることがあるのでご注意ください。

ストレス性の体調不良

体調不良

雨漏りが続くと、室内にカビのにおいが充満してきます。室内はじめじめしていて、天井を見上げるとシミが……。これでは“快適な暮らし”とは言えませんよね。
雨漏りが原因のストレスは、悪化の一途をたどるばかり。ストレスは体調に直結します。夜うまく眠れなかったり、頭痛がひどかったり、腰痛、吐き気、肩こり、動悸など、さまざまな症状につながるでしょう。

不安定な精神

ストレス

すべての健康被害は、精神面にも影響を及ぼします。
体の具合が悪いと気持ちまで落ち込んできますし、雨の予報を見るたびに「また雨漏りしたらどうしよう」と不安も感じるでしょう。
「風邪かな」と薬を処方してもらっても、雨漏りしている建物に住んでいる限り、根治は期待できなさそうです。雨漏りも自然に改善することはないので、体も心も健康になるためには雨漏り修理が一番の近道でしょう。

健康被害以外も気を付けたい!雨漏りによるその他のリスク

リスク

雨漏りは、健康被害の他にも建物に甚大な影響を及ぼします。
雨漏りに気づいたら、できるだけ早く業者に連絡してください。

耐震性低下

室内に雨漏りするということは、雨水が下地部分まで達しているということです。
木材やネジ、鉄筋などが腐食すると、建物の強度が下がり、大きな地震が起きたときに倒壊しかねません。

資産価値の低下

雨漏りすると、壁紙や天井にシミが発生します。放置していると壁紙が剥がれたり、カビによる黒ずみが広がったりなど、見た目がとても悪くなります。
そういった住宅は、資産としての価値も低下。築浅であっても買い手がなかなか見つからないかもしれませんね。

家電の故障

ポタポタと室内に水滴が垂れると、それを受け止める家電が故障する恐れがあります。
保証で直そうとしても「水濡れ」はサービスの対象外になることが多いので(有償対応)、結果的に大きな損害を被らないようご注意ください。

漏電による火災

雨水が天井裏や壁の内側を伝って、電気コードやブレーカーに触れると、漏電することがあります。家電が故障したり、家全体が停電したり、最悪の場合は感電や火災に発展することも……。
「早く雨漏り修理しておけばよかった」と後悔しても、最悪の事態になってからでは手遅れです。命にかかわる事態にならないよう、早めに対処してください。
「電気代が極端に高くなった」「雨が降るたびに停電する」といった症状は、漏電の初期段階かもしれません。重大な事故につながる前に、業者に連絡しましょう。

こんな場所から雨漏り?意外な発生箇所

壁からの雨漏り

雨漏りが原因で心身に悪影響が及んでも、実際に天井を見上げてみると「何も問題なさそうだけど……」と原因がわからないこともあるでしょう。
実は雨漏りは、天井から発生するとは限りません。健康被害に悩まされているなら、以下の場所も確認してみてください。

壁からの雨漏りには、さまざまなパターンがあります。たとえば、窓の周辺から雨漏りしたり、壁の内側に漏れ出したりなど。
2階の壁から雨漏りしている場合、階下の天井にシミができて発覚するケースも多いようです。

外壁

外壁にヒビが入っている場合、そこから雨水が侵入することがあります。
たとえば1階の外壁からの雨漏りだと、壁紙がカビで黒くなったり、下地部分に白アリが湧いたり、あるいは下地がボロボロに腐食して倒壊寸前に……という事例も少なくありません。

ベランダ

業者の施工不良に起因することがほとんどですが、まれにベランダの笠木(頂上部分の仕上げ材)から雨漏りすることもあります。
笠木には防水対策の役割があるので、これがうまく機能していないと、雨水が徐々に侵入してしまいます。壁や下地が腐食するのはもちろん、ボロボロになっていることに気づかず手すりに寄り掛かると落下する恐れもあるのでご注意ください。

雨樋

ホコリや枯葉の詰まり、経年劣化などにより、雨樋が雨漏りの原因になることもあります。
壁の内側やボードが腐食したり、白アリが大量発生したりなど、見えない部分でかなり劣化が進行しているかもしれません。

サッシ

集合住宅ではサッシが原因になることも珍しくありません。
窓枠のシーリング部分にヒビが入ると、そのすき間から雨水が侵入してしまうのです。この場合、「床に水が溜まっている」と気づくケースがほとんど。あるいは階下の住民が「天井にシミがある」と発見することもあるようです。

雨漏りした部分をDIYで直せる?

DIY

雨漏りした部分が手の届く位置だった場合、ご自身で対処したくなることもあるでしょう。
確かに表面上は進行を止められるかもしれませんが、腐敗した下地はますます症状が悪化するばかり。
家族に及ぼす健康被害を考えても、一日も早く業者に依頼してください。

まとめ

雨漏りは、アレルギー症状や呼吸器症状などさまざまな健康被害を及ぼします。病院にかかっても雨漏りが改善されない限り、症状は半永久的に続くでしょう。
ウェルスチールには、雨漏り修理に慣れた職人が多数在籍しています。
「長らく原因不明の体調不良に悩まされていて、年齢によるものとあきらめていました。でも雨漏りを修理してから体調が戻ったんです」というように、“雨漏りの悩み”を解決したら“体調の悩み”も解消したという方が多くいらっしゃいます。
すでに雨漏りしているご家庭はもちろん、雨漏りしているかはわからないが常に家がじめじめしている……などお困り事があれば遠慮なくご相談ください。
雨漏りの悩みを解決して、気持ちの良い毎日を過ごしましょう。

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