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屋根の豆知識

雨樋の詰まりは放置すると雨漏りの原因に!

2023年6月1日

雨樋

雨漏りが起こり始めると木材が腐ったり、シロアリが発生したりとさまざまな不利益が発生してきます。
そのため、長く家を健康な状態に保つためには雨漏りを防止しなければいけません。
ただ、雨漏りの原因にはいろいろなものがあり、「雨樋の詰まり」もその一つです。
そこでここでは雨樋の詰まりと雨漏りの関係性について紹介していきたいと思います。

雨樋とはどういったものか

雨樋の種類

ほとんどの家屋に設置されているのが「雨樋」です。
これは屋根に降った雨を屋根から建物の外、下水などに排水するという役割があります。
つまりこの雨樋がしっかり機能しないと雨水を排水できないということになるのです。
また、雨樋にはそれぞれ部位があり、役割を果たすことで雨樋としての構造を成り立たせています。
ここではそれぞれの部位について紹介します。

軒樋とは

屋根の軒先部分に平行になるように設置された雨樋です。
屋根に降った雨水が建物に入らないように受け止めて、集水器に向かってその雨水を流していくという役割を果たしています。
一般的に「雨樋」というとこの部分がイメージされることが多くなっています。

集水器とは

こちらは「軒樋」と「竪樋」の間の連結部分に設置されている部位です。
これは軒樋から流されてきた雨水を集めて、竪樋に流し込んでいく役割を果たしています。
横から集められてきた水を縦に流すための部位と考えれば良いでしょう。
この部位は「集水桝」と呼ばれることもあります。

竪樋とは

こちらは屋根とは垂直になるように設置されている縦向きの雨樋です。
集水器に集められた水を2階部分、3階部分から下に向かって下ろしていき、地上や下水に排出していくという役割があります。

 

雨樋の不具合は雨漏りの原因となる

雨樋の雨漏り

雨樋の不具合による雨漏りはまず、この「軒樋→集水器→竪樋」という流れがスムーズに機能していないということが考えられます。
そこでここではそれぞれの部位で起こりやすい雨樋の不具合について紹介していきます。

雨樋に葉っぱやゴミが詰まっている

これは雨樋の不具合として多いケースです。
特に「軒樋」や「集水器」の部分に葉っぱやゴミなどが溜まっていき、詰まってしまうという状態です。
こうした場所が詰まってしまうと雨水が適切に流れていかずに雨樋に溜まってしまうこととなります。
雨水が雨樋に溜まると溢れ出てしまうこととなり、
・雨樋を通らずに地上に流れ落ちる
・軒先、外壁などに雨水が流れ落ちる
・溢れた雨水が屋根に戻っていき、屋根から水が浸入しやすくなる
といった現象を起こします。
こうした状態になると、屋根の防水紙の劣化が早くなったり、外壁にひび割れなどが起こりやすくなるという原因になります。

雨樋にひび割れが起きている、ズレている、外れている

雨樋にもいろいろな素材がありますが、一般的なプラスチック系の素材は太陽光や熱の影響で徐々に劣化していくこととなります。
特に物が当たって破損などしなくても、経年劣化していくものだと考えておかなければいけません。
もちろん台風の際に強風で物が飛来してきたりして雨樋に当たると破損してしまうということもあります。
また、強風によって雨樋にズレが起きてしまったり、外れてしまうということもあります。
雨樋にひび割れが起きている、ズレている、外れているという状態になるとスムーズに雨水を排水することができなくなるので、雨漏りが起きる原因となっていきます。

雨樋が歪んでいる、勾配不良が起きている

水は高いところから低いところに流れていくものです。
そのため、雨水をスムーズに外部に排出していくためには勾配を適切につけていくことが重要となります。
もちろん、雨樋が設置される際には、この勾配をつけているようになっています。
ただ、その雨樋にゴミが溜まったことで歪んでしまったり、大雪が降った重みで歪んでしまうということがあります。
こうして雨樋が歪んでしまうと勾配がおかしくなってしまい、雨水が正常に流れていかないということとなります。
正常に流れない雨水は溢れ出てしまうこととなるので、これも雨漏りの原因となってしまうのです。

▷雨漏りが及ぼす健康被害について

雨樋の詰まり解消とメンテナンスについて

 

雨樋が詰まってしまうと雨漏りの原因となっていきますので、定期的にメンテナンスをする必要があります。
ここではそういった雨樋のメンテナンスについて紹介していきます。

雨樋の掃除を行う

雨樋の軒樋は上側が開いていますし、集水器も上側が広がって開いています。
そのため、葉っぱなどのゴミがとにかく詰まりやすくなっています。
わずかなゴミであれば大雨などで流れてしまうことがあるのですが、長い間雨が降らなかったり、ゴミが多すぎると溜まっていった上で詰まることとなります。
特に木が近くにある家などは落ち葉が多く、雨樋が詰まりやすい環境となっています。
ゴミが詰まるのを防止するためには定期的に雨樋の掃除をするということが効果的です。

ただ、雨樋の掃除をする際にはいくつか注意点もあります。
まず2階部分や3階部分の雨樋の掃除をする場合は高所となるため、危険が伴います。
安全が確保できない場所を掃除する際には専門の業者に依頼したほうが安全です。
また、掃除というと水を流すというイメージがありますが、むやみにホースで水を流すと集水器などで余計にゴミが詰まってしまう場合があります。
さらに勾配が計算されている雨樋に対して、むやみに角度までいじってしまうとうまく水が流れない原因にもなるので注意しましょう。

雨樋を一度外してメンテナンスを行う

確実なメンテナンス方法として、一度雨樋を外してゴミが詰まっている部分を丁寧に掃除するという方法があります。
どの部分にどれだけゴミが詰まっているかが分かりやすく、掃除も安全にできるのでおすすめなのですが、
・元の状態に正しく戻すこと
・外す際や設置する際に無理やり行わないこと
・部品を無くさないようにすること
といった点には注意しなければいけません。

雨樋の交換時期はどれくらいか

交換時期

雨樋はゴミが詰まったりして機能が低下するということがありますが、太陽光などによっても経年劣化していくものでもあります。
劣化していくとひび割れしやすくなったり、破損するという可能性が増えていきます。
そのため、定期的に交換をしていく必要がある部位でもあるのです。

一般的な雨樋は「塩ビ製」のものです。
塩ビ製の雨樋は耐用年数が「15~20年」ほどとなっているのでこれくらいの時期になると交換をしていくと良いでしょう。
また、交換する際には劣化している一部だけを交換するのではなく、同時期に設置した部品はすべて交換するのが安全です。
壊れるたびに設置しなおすのは工賃がそれぞれにかかるために余計に費用がかかることにもつながってしまいます。
外壁塗装など足場を組む工事がある場合はそれと同時期にやってしまえば、全体的な費用を抑えることにもつながります。
こういった点については施工業者に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ
雨樋は屋根に降った雨を地上、外部に排水するための重要な部位です。
ただ、構造上葉っぱやゴミが詰まりやすいというものでもあるので注意が必要です。
雨樋が詰まりだすと屋根の内部や外壁に水が浸入しやすくなるため、雨漏りの原因にもなっていきます。
定期的に掃除をしたり、経年劣化に合わせて交換していくということで対応していきましょう。

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