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屋根の豆知識

屋根材が軽い家ほど安心?軽量屋根のメリットと注意点

2026年2月27日

屋根は軽いほど良いと言われます。では、軽量屋根とはどのような屋根材なのでしょうか。
軽量屋根を選ぶメリットやデメリット、注意点について解説します。

軽量屋根とは

軽量屋根とは、文字通り重量の軽い屋根のことです。
軽量屋根の代表例は次のようなものです。

・金属屋根
・アスファルトシングル
・スレート屋根(化粧スレート)

一つ一つ確認しましょう。

金属屋根

金属屋根とは、金属でできた屋根のことです。
金属の素材には様々なものがありますが代表例は、ガルバニウム鋼板です。アルミ55%、シリコン1.6%、亜鉛43.4%で構成された合金でメッキされた金属素材で、錆に強い屋根材の代表例です。
最近では、ガルバニウム鋼板よりもさらに錆に強いSGL鋼板も現れています。メッキ層に マグネシウム を加えることで、防サビ性能が更に高まった屋根材のことです。

金属というと重いイメージがあるかもしれませんが、金属屋根の場合は、0.35㎜〜0.5㎜程度なので、屋根全部を覆っても重みはそれほどありません。
実際には、この薄い金属に断熱材が裏打ちされているため、全体としてはそれなりの厚みのある屋根材になります。

アスファルトシングル

アスファルトシングルとは、アスファルトを主成分とする屋根材です。
ガラス基材にアスファルトを浸透させて、表面には石粒を吹き付けて趣を出しています。
アスファルトシングルは、ほぼシート状なので、複雑な形状の屋根にも対応できるのが大きな特徴です。

スレート屋根(化粧スレート)

スレート屋根とは、主にセメントや繊維を主成分として、製造されている板状の屋根材です。
スレート屋根は他の屋根材と比べても安価で、広く使用されていることから、ほとんどの屋根職人がその施工に慣れています。
つまり、屋根材としては最も安心できる素材ということができます。

軽量屋根のメリットとは?

軽量屋根を採用することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

耐震性が向上する

屋根が軽いということは、建物の重心が下がることから、地震の際の揺れを抑えやすくなるということです。
耐震性を高めるリフォームを行う場合は、筋交いや構造用合板で耐力壁を増やすとともに、屋根を軽い屋根材に変えるのも有効です。

建物への負担が軽減される

屋根が軽くなることで、建物に係る負担を軽減することができます。
耐震性が向上することはもちろんですが、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。

工期を短縮できる

軽い屋根材を選択した場合、屋根工事職人も仕事がしやすいため、工期が短縮されるというメリットがあります。
工期が短い分、リフォーム費用も抑えやすくなります。

軽量屋根のデメリットとは?

軽量屋根を採用することにはデメリットもあります。主なデメリットを紹介しましょう。

断熱性が低い

軽量屋根は、いずれも薄い屋根材です。瓦のように分厚い屋根材と比べると断熱性に劣ります。
そのため、屋根裏や天井の熱さ、寒さ対策は、室内側の断熱材をしっかり入れることにより対処する必要があります。
なお、金属屋根の場合は、断熱材が裏打ちされているため、比較的断熱性が高めです。

遮音性が低い

軽量屋根は、いずれも薄い屋根材であるため、屋根から音が出入りしやすくなります。
近くに高速道路や高架の線路がある場合は、屋根からの騒音が気になるでしょう。
また、静かな住宅街でも大雨の日は、屋根を叩く雨音が気になってしまうかもしれません。
遮音性を重視するなら、瓦などの分厚い屋根材を選ぶべきです。

耐久性が劣る

軽量屋根は、いずれも薄い屋根材であるため、太陽光の熱の影響を受けやすく、耐久性が低いという欠点があります。
とりわけ、スレート屋根(化粧スレート)は、経年劣化により、屋根材が反ってしまうことがあります。
一方、瓦屋根の場合は、50年以上の寿命があり、他の屋根材と比べても圧倒的な寿命があります。
もっとも、SGL鋼板の屋根材のように耐久性の高い屋根材も出てきています。

風に弱い

軽量屋根は、強風の被害で剥がれてしまうことがあります。
特にシート状のアスファルトシングルは、強風に対して弱い構造です。
瓦屋根の場合は、ガイドライン工法により、しっかりと瓦を止めていれば台風などで飛ばされることは殆どありません。

軽量屋根が適している建物とは?

軽量屋根は、どのような建物でも適しているということができます。
基本的に最新の建築基準法を遵守して建てられている建物であれば、屋根材は、瓦でも軽量屋根でも問題ないことがほとんどです。
ただ、以下の点を重視する場合は、軽量屋根が適しています。

耐震性をより向上させたい場合

建物の耐震性を高めるためには、屋根を軽くすることも有効ですが、次のような点も重要です。

・筋交いの配置
・耐力壁の設置
・接合部の金具による強化
・直下率を考慮したバランスの良い柱と壁の配置

これらの耐震性補強工事を行ったうえで、より耐震性を向上させたい場合に検討されるのが、屋根の軽量化です。

地盤が弱い地域の場合

耐震性を支える要素の一つに地盤の強さが挙げられます。
地盤が弱い場所に建っている場合は、建物が揺れやすい上に、大地震では、液状化が発生することがあります。
こうした地域では、建物をできる限り軽くすることが地震の被害を最小限に抑えるのに重要です。
この場合、屋根を軽くして建物全体の重さを軽くしておくことが有効です。

屋根に太陽光パネルを乗せる場合

屋根に太陽光パネルを設置する場合は、その分、屋根の重量が増えます。
それを考慮すると、瓦などの重い屋根材だと不安を感じるかもしれません。
そのような場合は、軽量屋根を採用するのが無難です。

建物の寿命を延ばしたい場合

築年数が経った家の場合は、建物の構造も傷んでいますが、屋根を軽くしてやることにより、建物の負担を軽くし、建物の寿命を延ばすことも可能です。

軽量屋根を選ぶならどれが適しているのか?

金属屋根、アスファルトシングル、スレート屋根(化粧スレート)といった軽量屋根のうち、どれを選ぶのが、適しているのか、選択する際のポイントについて照会します。

金属屋根が適している場合

金属屋根はどのような屋根でも適していると言えます。
瓦屋根から軽量な屋根材にリフォームしたい場合は、金属屋根を選択すると最も効果的と言えます。
また、軽量屋根材の中では最も防水性の高い屋根材です。勾配が緩い屋根では、金属屋根が一番雨漏りのリスクが少ないです。
耐用年数についても、SGL鋼板の屋根材を選べば、瓦屋根と比較しても遜色ない長さになります。

アスファルトシングルが適している場合

アスファルトシングルは、シート状の屋根材なので、変わった形の屋根や、複雑な形状の屋根への適応性が高いです。
屋根が一般的な切妻屋根などではなく、凝った屋根になっている場合は、アスファルトシングルが適していると言えます。

スレート屋根(化粧スレート)が適している場合

スレート屋根は最も一般的な屋根材です。現在の屋根材の大半は、スレート屋根になっています。
スレート屋根からリフォームするのであれば、古いスレート屋根を撤去したうえで新しいスレート屋根を葺くという形でリフォームすることも可能です。

軽量屋根を選んだ場合の注意点

軽量屋根を選んだ場合は、瓦屋根と比べて、注意すべきことがあります。

断熱性は屋根裏や天井裏の断熱材により出す

軽量屋根は、基本的に断熱性が期待できません。
そのため、屋根裏や天井裏にしっかりと断熱材を入れないと、夏は熱く、冬は寒い家になってしまうので注意が必要です。

冷暖房効率が低下する可能性がある

軽量屋根は、基本的に断熱性が期待できないことから、冷暖房効率が低下する可能性があります。
ただし、上記で説明したように断熱材をしっかり入れたり、断熱材が裏打ちされた金属屋根を採用すれば、冷暖房効率の低下を防ぐことも可能です。

メンテナンスをしっかり行う

軽量屋根は、どの屋根材でも耐用年数は瓦屋根と比べると短めです。
また、スレート屋根の素材は、塗膜により防水性能を発揮しているので、定期的な塗装によるメンテナンスも必要になります。
金属屋根も、塗装が剥げると錆びるリスクが高まるのでやはり塗装が必要です。
このように、瓦に比べるとメンテナンスの頻度が高くなります。

まとめ

軽量屋根とは何か? 軽量屋根を選ぶメリットやデメリット、注意点について解説しました。
金属屋根を中心に、軽量屋根を選ぶ方が増えています。ただ、どの屋根材が適しているかは、建物ごとに異なります。屋根のリフォームを検討されている場合は、一度、屋根工事業者にご相談ください。
ウェルスチールは埼玉県春日部市を中心に首都圏で瓦、屋根修理、塗装工事や雨漏り修理を承っている職人直営店です。
軽量屋根の施工にも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

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