春日部市の屋根修理は訪問販売業者に要注意！トラブル事例と悪徳業者の見分け方をご紹介

2023年2月28日

「春日部市で屋根修理をしたいけど、どの業者に頼めば良いのだろう」 「訪問業者ってどうなの？悪徳業者にだまされたくない。」

こんな悩みや疑問をお持ちかと思います。実際、急な訪問で証拠もなく屋根の不具合を指摘する業者は詐欺の可能性が高いです。

この記事では、春日部市で屋根修理の訪問詐欺に遭わないためのトラブル事例と悪徳業者の見分け方をご紹介します。 また、詐欺に遭ってしまった場合の相談窓口も併せて紹介します。 ぜひこの記事を参考にして、騙されない対策をしていきましょう。

訪問詐欺被害の例5選

実際の訪問詐欺被害の事例を5つ紹介します。

・火災保険で屋根修理ができる
・工事前の支払いをしてしまう
・無料点検を装い契約を迫る
・大幅な値引きを提示されて契約してしまった
・クーリングオフしないように脅迫された

それぞれ解説します。

火災保険で屋根修理ができる

近年増加している訪問詐欺のひとつです。 業者が「火災保険を使えば工事が無料になる」などと言い、契約を迫ってくる。 火災保険は保険会社や内容によって、保証の範囲や金額はさまざまです。火災保険は、保険会社からの審査を経てからの対象となるため、審査が下りるまでは契約しないようにしましょう。

工事前の支払いをしてしまう

工事前の点検後「見積書に振込先を記載しているので、先に振り込みをして欲しい」と、工事前に代金を振り込むように要求してくる業者がいます。 この手口は持ち逃げされる場合があります。 詐欺に遭ってしまったら、お金が戻る保証はありません。支払いのタイミングなどは契約前に確認しておくようにしましょう。

無料点検を装い契約を迫る

屋根の無料点検をしているという業者が挨拶に訪れて「今すぐリフォームをしないと危険だ」と工事を迫ってくる業者がいます。 屋根工事は、屋根の上や屋根裏までを隅々まで時間をかけて点検しないとわかりません。無料だからと迫ってくる業者には、その場で断るようにしましょう。

大幅な値引きを提示されて契約してしまった

近所の家で工事をしていると業者が訪問。 「通りかかったら、お宅の屋根が壊れているのを見た。今すぐ確認させて欲しい」 と、屋根に登られて「雨漏りをしている。今すぐ工事した方がよい」と270万円の工事を勧められた。 高額なので、断ったが「今なら180万円まで値引きする」と言われ契約をしてしまった。 大幅な値引き額を提示してくる業者には要注意です。 なぜなら、工事の価格は大幅に値引けるはずがないからです。 見積価格は、家の状態を隅々まで確認し、その結果をもとに算出されるので、大幅に値引くのはおかしな話です。 大幅な値引き額を提示された場合は、なぜそれほど安くなるのかをきちんと確認しましょう。

クーリング・オフしないように脅迫

実際にはクーリング・オフができるにも関わらず、クーリング・オフを申し出た消費者に対し「クーリング・オフなんてできない。クーリング・オフは認めない」「違約金として契約額の40パーセントを払ってもらう」などと脅迫的な態度で迫ってくる。リフォーム契約などには、一定期間であれば申込みを解除できる、クーリング・オフ制度が適用になります。 困ったときは、消費者センターなどに連絡して相談するのがよいでしょう。

悪徳業者の見分け方4つ

ここでは、悪徳業者の見分け方について4つ紹介します。

・屋根の劣化状況を詳細に確認している
・屋根裏もきちんと確認している
・診断に1時間以上要している
・専門資格をもったプロが診断している

それぞれ詳しく解説します。

屋根の劣化状況を詳細に確認している

実際にどのような劣化が発生しているかは目視での確認が必要です。 ビデオ診断を取り入れている業者は信頼できるといえます。 最近では、ドローンを活用し上空から確認をしている業者もおり、屋根の状況を目視確認しない診断結果は、非常に疑わしいといえます。

屋根の劣化には、塗膜の劣化による汚れ、サビや剥がれ、色あせ、屋根材のズレや割れ、屋根材を支える梁（はり）部分の欠損があげられます。

屋根裏もきちんと確認している

雨漏りの有無を正しく確認するには、屋根裏まできちんと確認する必要があります。 ほとんどは、屋根裏の水のシミから発見されるものです。屋根裏まで確認しないような業者は、雨漏りに関する知識も乏しいこともあるため注意が必要です。

診断に最低1時間以上要している

劣化状況を確認するには、隅々まで確認する必要があります。 屋根の上や屋根裏まで確認するとなると、1時間程度は掛かるはずです。30分程度で完了してしまうような診断は精度が低いと考えてよいでしょう。

専門資格をもったプロが診断している

診断をする業者が専門知識をもった有資格者かどうかというのも、業者を見極めるひとつの判断材料にもなります。知識のない担当者が診断した場合、現状報告にしかなりません。 資格者の例として「外装劣化診断士」や「建築士」であれば、より正確な診断基準となるでしょう。

春日部市で信頼できる業者を見つける3つのポイント

ここでは、春日部市で信頼できる業者を見つけるポイントを3つ紹介します。

・所在地が近隣にある ・工事の実績が豊富にある ・新聞広告や口コミを利用する

それぞれ解説します。

所在地が近隣にある

所在地が県外などの遠方にある業者は避けた方が無難です。 遠方の業者がすべてダメというわけではありませんが、何かあった場合にすぐに対応できない業者と信頼関係を築くのは難しいでしょう。 目安としては、車で片道40分圏内であれば、工事中や工事後もすぐに対応できるでしょう。

工事の実績が豊富にある

業者の技術力や経験値を探るなら、施工実績を確認するのが確かです。 施工実績が豊富にある業者の方が提案の幅も広く、技術力にも優れている可能性が高いです。

新聞広告や口コミを利用する

地元に根付いた営業活動をしている業者は、チラシや新聞広告を出している場合があります。 また、近隣住民の口コミやインターネットの口コミサイトを利用するのも手です。実際に工事を経験した人の口コミであれば、参考になる情報が入手できます。業者を選んだ理由や工事内容といった情報は非常に参考になります。

春日部市で屋根修理の詐欺被害はここに相談

業者が怪しい、業者とトラブルになったときは、第三者機関に相談するのがおすすめです。

・クーリング
・オフを利用する
・消費者センターや住まいるダイヤルへ相談する
・警察や弁護士会へ相談する

クーリング・オフを利用する

訪問販売など業者と消費者の間で紛争が生じやすい取引の場合、契約してから8日以内であれば、契約の取り消しや解約が可能となります。 契約時にクーリング・オフの説明がなかった場合や契約書に不備がある場合もすべて契約会場の対象となります。

参考：独立行政法人国民生活センター　クーリング・オフの手続き方法

消費者センターや住まいるダイヤルへ相談する

消費者センターや住まいるダイヤルへ相談するのも必要です。消費者センターは一般的な苦情や相談の窓口になります。 住まいるダイヤルは住宅専門の相談窓口で、新築やリフォーム工事に関する相談ができます。

参考：消費者センター（国民生活センター）ホットライン「188」

参考：公益財団法人　住宅リフォーム・紛争処理支援センター（住まいるダイヤル）

警察や弁護士会へ相談する

詐欺にあって、多額の費用を騙し取られてしまった場合は、警察や弁護士へ相談するのがおすすめです。 最寄りの弁護士会で弁護士と建築士との対面相談を無料で利用可能です。

参考：弁護士会の法律相談センター

まとめ

この記事では、屋根修理の訪問販売のトラブル事例と悪徳業者の見分け方について解説しました。 春日部市で訪問によって、契約を迫られても即断せずに、家族や周囲の人に相談しましょう。 訪問詐欺に遭わないためにも、トラブル事例や悪徳業者の見分け方などの予備知識をつけて、訪問詐欺に備えるようにしましょう。