見積もりのここをチェック!春日部市で信頼できる屋根修理業者の見分け方
2025年7月2日
数多くある屋根修理業者の中から信頼できる業者を見つけるのは大変です。屋根工事は、工事後もアフターフォローなどで長い付き合いになるケースが多いため、信頼できる業者を選ぶことは、住宅を健康な状態に保つうえで大切な条件の1つです。この記事では、見積もりでチェックしたいポイントと見積もり以外のチェックしたいポイントに分けて、信頼できる屋根修理業者の見分け方を詳しく解説します。屋根修理業者選びに迷っている方や信頼できる業者の選び方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
見積もりでチェックしたい4つのポイント
ここでは、見積もりに焦点を当ててチェックしたい4つのポイントを解説します。
✔「工事一式」ではなく詳細が記載されているか
✔建材の製品名やグレードが記載されているか
✔数量・面積・単価の記載があるか
✔足場費用が入っているか
「工事一式」ではなく詳細が記載されているか
見積もりに「工事一式」とだけ記載されていて、工事の詳細がわからない場合は注意が必要です。例えば屋根の葺き替え工事であれば、既存屋根の解体・撤去、野地板の補修・張り替え、ルーフィング(防水シート)の張り替え、新しい屋根材の設置など、大きく分けてもこのような工程が発生します。実際の工程にはさらに細かい作業が含まれているため、工事一式でまとめられるような単純なものではありません。どうしても予算オーバーになってしまった場合にも、工事一式とまとめられていては、建材や工程をどのように変更するかなどの判断ができないため、柔軟性にも欠けます。このような見積もりを出す業者は、顧客のニーズに沿った柔軟な対応ができない可能性が高いため避けた方がよいでしょう。
建材の製品名やグレードが記載されているか
屋根材や塗料などの住宅用建材は、製品名が似ていても製品やグレードによって耐用年数などの性能や価格が異なるものが多くあります。塗料であれば、シリコン塗料とフッ素塗装で性能と価格が大きく異なるため、どのような塗料を使用したかによって工事の金額や、次回の再塗装までの期間は大きく変化します。見積もりに製品名やグレードがしっかりと記載されていれば、塗料メーカーのホームページでどのような機能・性能を持っている製品か調べられるため、自分の要望に添ったものが提案されているか判断できます。メーカー名まで記載されていればベストですが、製品名・グレードが記載されていない見積書はあまり信頼できないと思ってよいでしょう。
数量・面積・単価の記載があるか
屋根工事などの材料費は、「どのような屋根材・塗料」を「どのような量」使用するかで決まります。そのため見積書には製品名の他に、数量・単位(面積㎡)・単価・金額と分かれて記載されていることが一般的です。見積書に製品名の記載はあっても、量や面積が記載されなければ、実際にどのくらい使用されるのかわかりません。塗料は、正しく性能を発揮するために、メーカーによって1缶当たりの塗り面積が決められており、この決められた塗り面積よりも実際の塗布量が少なければ、期待される防水能力・防汚力などの性能を発揮できません。ですが、実際には決められた塗布量を守らず、規定よりも少ない量で工事を済ませて利益を出す業者も少なくありません。もちろん、見積上では正しい数値を記載しておいて実際の施工で使用する量を減らす、などの方法を見破る術はありません。ですが、まずは見積書において、数量・面積・単価の記載があることが前提であることを覚えておきましょう。
足場費用が入っているか
屋根の工事の場合、作業員の安全性や工事品質の確保、隣家への配慮のために足場を組んで工事をすることが一般的です。労働安全衛生規則第518条により、高さ2メートル以上の箇所で作業を行う場合は、足場などの作業床を設置しなければならない決まりになっているため、ほとんどの屋根工事において足場の設置が義務付けられています。足場の運搬や組み立て解体などを含む費用はおよそ15~25万円ほどかかりますが、見積もりを安く見せるためか、足場の費用を見積もりに入れずに提示してくる業者もあります。また、そもそも足場を設置せずに工事を行おうとする業者もあり、工事品質の低下や事故の発生といったトラブルを招く恐れがあります。足場を必要としないケースも中にはありますが、見積書を確認して足場費用の記載がない場合には、業者に確認してみましょう。
見積もり以外のチェックしたい4つのポイント
優良業者かどうか見積もりだけで判断しがたい場合は、次のポイントをチェックしましょう。見積もり以外のチェックしたい4つのポイントは、次の通りです。
✔地域に根付いた業者か
✔丁寧に現地調査をしているか
✔工事後の保証の有無・内容・期間
✔過去の施工事例やお客様の声が見えるか
地域に根付いた業者か
屋根修理業者が地域に根付いた営業をしているかも大事なポイントです。地域密着型の業者は、地元での評判を基盤に営業しているため、いい加減な工事をして評判を落とすと地域での信頼を損なう恐れがあります。そのため、誠実な対応をする傾向が強いと言われています。また、屋根の工事はアフターフォローも含めて長い付き合いになるケースが多く、依頼した業者の所在地が遠方だと、何かトラブルが起きた際に駆け付けるまでの時間が長くかかる場合や、遠方を理由に断られる恐れがあります。反面、同じ地域で営業する地元の業者であれば、急なトラブルでも迅速に対応してもらえる可能性が高いでしょう。工事費を比較して遠方の業者を検討対象に入れる場合には、地元業者を選ぶことで得られる安心感があることも忘れずに考慮しましょう。
丁寧に現地調査をしているか
業者に見積もりを依頼した場合、屋根の状態を確認するために現地調査を行うことが一般的です。現地調査は、その業者の誠実さや対応の丁寧さ、仕事への姿勢を伺える重要な場面です。現地調査では、屋根に上って屋根材の劣化具合や棟板金の状態、防水性能がどの程度あるかなどを写真に残しながら詳しく調べます。その後、写真や説明図などを用いながら修理箇所や必要な工事を丁寧に説明してくれるでしょう。一方で、現地調査をしない又は極端に短い時間で済ませて即座に見積もりを提示してくる業者は警戒すべきです。屋根の状態にもよりますが、現地調査は30分~1時間程度かかる場合が多く、極端に短い時間ではしっかりと調査を行っていない可能性があります。また、正式な見積もりを作らず、現地調査を終えたその場で金額を提示してくるような業者も怪しいと言えます。信頼できる業者であれば、見積もり依頼後に現地調査を行い、後日詳しい説明や写真と共に見積もりを提示するといった流れになるはずです。
工事後の保証の有無・内容・期間
工事後の保証内容も契約前に必ず確認しておきたいポイントです。信頼できる業者は、工事後の保証期間を設けており、保証書の発行とともに一定の期間中に起きた不具合に対して無償で対応・補修してくれます。屋根の葺き替え工事であれば、10年間の保証期間を設けている業者が多い傾向にあります。保証には、施工そのものに対する施工保証と、使用した屋根材に対する製品保証があり、施工保証は施工を受け持った業者が依頼人に対して行うものですが、製品保証は屋根材メーカーが施工業者や依頼人に対して行うものです。メーカーによる製品保証は一律で期間が定められている場合が多いですが、施工保証は屋根修理業者によって期間や内容がまちまちである場合が多いため、契約前によく確認しておく必要があります。例えば、一般的な雨による雨漏りが発生した場合と、台風・地震などの自然災害によって発生した不具合とでは、原因となった事象が異なるため、保証によって対応できるものとできないものがあります。どのような場合に保証の対象になるのかしっかりと確認しておきましょう。また、同時にアフターサービスの体制がどのようなものか確認しておくことも大切です。「何年後に屋根の点検をします」や「何年後に塗装の塗り替えが必要です」なども教えてもらえると安心できます。
過去の施工事例やお客様の声が見えるか
近年では業者が自社ホームページを持っていることも一般的です。優良業者は、自社ホームページに過去の施工実績やお客様の声を掲載している場合が多いです。業者の中には、会社名を短期間で変え続けて詐欺まがいの施工を繰り返す悪質な業者も存在しますが、そういった業者は、設立から日が浅く施工実績やお客様の声を掲載できないため、一種の判断材料になります。また、施工実績からどのような施工経験があるのか、どういった人が施工に当たるのかが分かる場合もあるため、ホームページの確認も業者選びの検討材料になります。
まとめ
この記事では、見積もりでチェックしたいポイントと見積もり以外のチェックしたいポイントに分けて、信頼できる屋根修理業者の見分け方を詳しく解説しました。見積もりのポイントでは、工事の内容や製品名・面積などを詳しく記載しているものが安心です。見積もり以外では、地域に根付いた業者であり、工事後の保証内容が充実している業者が信頼できる業者である傾向が高いです。業者選びでお困りの際には、自治体などに相談する方法もあります。地元業者の紹介を行っている自治体もあるため、信頼できる業者に心当たりがない場合には、窓口に問い合わせてみるのもよいでしょう。
ウェルスチールは、埼玉県春日部市を中心に屋根工事や外装塗装、防水工事なども行う会社です。これまでに多くの住宅を手掛けており、施工実績やお客様の声をホームページにて公開しております。現地調査・お見積りは無料で承っておりますので、屋根工事の業者選びでお困りの方は、ぜひウェルスチールまでお問い合わせください。
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