ウェルスチールが教える屋根の豆知識

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屋根の豆知識

ウェルスチールが屋根修理に使用する「ブチルテープ」とは?

2023年12月27日

屋根の修理にはメインとなる屋根材だけではなく、さまざまな道具が使われます。
それらの道具の一つに「防水テープ」と呼ばれるテープがあります。
そんな防水テープの中にもいくつかの種類があるのですが、ここではウェルスチールが使用している「ブチルテープ」について紹介していきたいと思います。

ブチルテープ(防水テープ)とはどういったものか

 

日本は地域にもよるものの基本的に年間降水量が多い国です。
それに加えて近年では毎年のように訪れる台風だけでなく、ゲリラ豪雨のような集中的な雨も増えてきています。
そういった国だからこそ防水テープが役立っているのです。

防水テープの必要性

降水量が多いことに備えるというだけでなく、近年の日本の一般的な住宅はデザイン性が高くなってきています。
屋根の形状だけを見てもオーソドックスな切妻屋根だけでなく、片流れ屋根のようなデザイン性に富んだ形状のものも増えてきています。
こういったデザイン性が高い屋根はそれだけ構造が複雑になっており、雨漏りのリスクも高くなる傾向があります。
屋根材のつなぎ目やサッシ廻り、ライト周辺、屋根と外壁の境目などはコーキング材でも防ぎきれない場合もありますので、そうした場合に防水テープが使用されることとなるのです。

防水テープの役割としては

防水テープとはその名前がついている通り、水を弾くような防水加工がなされているテープのことを指しています。
実際には色々な役割を果たしているのですが、一般的な住宅では屋根や外壁のひび割れや小さい穴などを塞ぐために使われることが多くなっています。

雨漏りの予防という意味で使用されることもありますが、実際には雨漏りの補修に使用されることも多くあります。
建物の壁や屋根、床などが原因で雨漏りが起きている場合に使用される防水用の補修材料として使われます。
この防水テープは粘着力が強く、耐久性も高いテープとなっています。
どういった場所に貼り付けるのかによって違った種類の防水テープを選ぶことができるようになっており、一時的な応急処置として使用されています。

ブチルゴムの概要について

ブチルテープはブチルゴム系の粘着剤が使用されています。
このブチルゴムとは合成ゴムの一種であり、幅広く使用されているゴムとなっています。
ちなみに木の樹液などの自然素材から製造されているゴムは天然ゴムと呼ばれています。
ブチルゴムは合成ゴムとして気密性、防振性、防音性、電気絶縁性、耐薬品性などに優れているという特徴があるため、多く利用されているのです。

このブチルゴムはイソブチレンの立体構造によって非常にガス透過性が低いという特徴があります。
さらに反発弾性も低いので防音材や防振材としても利用されています
他の特徴としては耐候性、耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性、電気絶縁性、耐コロナ性、耐トラッキング性に優れているというだけでなく、力学特性、耐水性、耐極性溶媒性、耐寒性にも優れています。
こういった特徴があるため、防水テープとして高い効果を発揮することができるのです。

ブチルゴテープの用途とは

最初に述べたようにブチルテープはブチルゴムの気密性や防水性を活かしてサッシ、配管などの水漏れの補修で多く使われています。
さらにその気密性のために、自動車のタイヤ、自転車のタイヤのチューブ、サッカーボールなどにも使用されています。
また、ブチルテープは合成ゴムの中でも反発弾性が低いということもあって、防振や防音の材料としても多く使われています。

ブチルテープの実際の使用の仕方とは

春日部市にて屋根修理・雨漏り修理(瓦屋根の葺き直し・漆喰工事)

高い性能を持つブチルテープは雨漏りが起きている際に屋根、壁、床などに貼ることで雨水の侵入を防いで応急処置をすることができます。
そこでここでは一般的なブチルテープの実際の使用方法について紹介していきます。

雨漏りが発生している場所を特定する

実はこれが一番難しいのですが、ブチルテープを貼る際にはどこが雨漏りの原因となっているのかを発見して特定しなければいけません。
しっかりと雨漏りが起きている場所に的確にテープを貼る必要があるためです。
わかりやすく雨漏りが起きている場合は素人でも発見することができるのですが、原因が複雑な場合、いくつかの原因が同時に起きている場合などは素人では特定するのは難しくなります。
こうした場合について業者が「散水調査」「赤外線カメラ」などを使って専門的に特定していくこととなります。
難しそうな場合は早い段階から専門業者に依頼する方が確実だと言えます。

雨漏りが発生している場所の水分や汚れを取り除く

雨漏りが発生している場所を特定できたら、テープを貼る予定の場所の周囲の水分や汚れを取り除いていきます。
テープを貼る場所に水分やゴミ、ホコリといった汚れがあるままでテープを貼ってしまうとしっかりとテープが密着しない原因となってしまいます。
密着力が弱いとすぐにテープが剥がれてしまったり、水漏れする原因となります。
チルテープを貼る際には必ず事前に水分や汚れを取り除いて、十分に乾燥させた上でテープを貼るということが重要なのです。

雨漏りが発生している場所にブチルテープを貼る

貼りたい場所の水分や汚れを取り除いて十分に乾燥させたらテープを貼っていきます。
ブチルテープのような防水テープを貼る場合は、下方向から上方向に向かってテープを重ねて貼っていきます。
水はそのままにしておくと重力に従って下方向に向かって落ちていきますので、テープを貼る向きや順番を間違えると隙間ができてしまって、その隙間に水が入っていってしまうこととなります。
貼る向きや順番に注意して貼ることが重要だと言えます。

ブチルテープを貼ったから雨漏りの補修が完了するわけではない

これは非常に勘違いされやすいことなのですが、ブチルテープなどの防水テープによる補修はあくまでも応急処置であり、一時的なものです。
根本的に雨漏りを解決するためには業者による専門的なメンテナンス、補修工事が必要となります。
ここではテープを貼る際の注意点と貼った後の流れについても紹介していきます。

防水テープによる雨漏り補修はあくまでも応急処置

ブチルテープのような防水テープを貼ったり、防水シートによって養生したりすることで一時的に雨漏りが止まったとしてもそれは一時的に止めているだけで雨漏りが解決したわけではありません。
防水テープを貼ったことによる補修は、そのままにしておくと防水テープの劣化、剥がれなどにつながっていきますので、テープを貼って応急処置をした場所から再び雨漏りが起きてくるという場合があります。
また、雨漏りの補修に防水テープを使った場合、外から入ってくる雨水を内部に入れないように防ぐということができますが、同時に内部に溜まっている水分や湿気がテープによって外部に排出できないという状況を生み出してしまいます。
この状態が続いた場合、雨漏りによる水分が内部にどんどん溜まっていき、木材が腐食したり、カビの発生、シロアリの発生などにつながっていくこととなります。
防水テープによる補修はあくまでも一時的な応急処置であることを覚えておきましょう。

防水テープはあまり長く貼っておくものでもない

防水テープは貼るだけであれば素人でも簡単にはることができ、しかも高い耐水性を持っているために扱いやすいものとなっています。
しかし使いやすいからといってテープを貼って放置していると、雨漏りの原因となっている建物の劣化した部分、腐食した部分、ひび割れしている部分などは修理されることなくそのままということになります。
こうした部分は放置していると悪化していくだけで自然に回復することはありません。
できるだけ早く防水テープを貼った部分の点検、メンテナンスを行い、補修工事を行う必要があります。
劣化している部分をいつまでも放置しているとそれだけ建物の寿命が短くなることとなります。

防水テープもできれば業者に任せた方が良い

防水テープは簡単に貼ることができるため素人でも貼ってしまえます。
しかしこれは2つの点で注意が必要です。
まず防水テープの貼り方に関してです。
防水テープは貼る方向を間違えると効果が正しく発揮されないということがあります。
また、多く貼れば良いというものではなく、必要以上に貼ってしまうことで、水分や湿気が内部に溜まりやすくなるということもあります。
適切に貼ることができるかどうかという問題があるのです。

もう一つは危険性に関してです。
雨漏りの原因となっている場所は屋根や外壁など高い位置であることが多くあります。
屋内においても天井などが多くなっています。
屋根の上などは滑りやすい場所ですし、足を踏み外せば転落事故になることもあります。
しかし素人の場合、足場を組んで安全に作業をするというわけではないため、非常に危険性が高い作業となります。
これは防水テープに限らず、防水シートなどで養生しようとする場合も同様です。
こういった理由によってできる限り自分で行うのではなく、専門の修理業者に依頼した方が安全で確実だと言えます。

まとめ

ブチルテープは雨漏りの補修に利用される防水テープです。
その高い性能によって他にも多くの用途で使用されているテープですが、防水性の高さから雨漏りの補修にも使われているのです。
テープを貼るということは素人でもできるのですが、その貼り方には注意が必要であり、高所での作業には危険性も伴います。
また、テープを貼ったからそれで雨漏りが解決するわけではありません。
あくまでもブチルテープによる補修は一時的な補修です。
そのあと、本格的に補修工事を行う必要がありますので、早い段階で専門の業者に依頼しておいた方が確実だと言えるでしょう。

ウェルスチール」ではそんなブチルテープを屋根修理の際に使用するようにしております。

本来は雨漏りの一時的な補修に使用されるケースが多いですが、実際に防水性に優れ雨漏りを防ぐ効果をもっています。

屋根と外壁との立ち上がりの箇所や、雨仕舞いといった雨漏りが発生しやすい箇所に使用することで、雨漏りのリスクは大幅に軽減されます。

ルーフィングシートの継ぎ目にも使用しており、万が一のリスクを無くしておりますので、ご安心頂けるかと思います。

他の業者さんでは使用されることは滅多にありませんが、ウェルスチールでは必ず使用していますので是非、チェックしてみてください!

〈ブチルテープの使用例〉

▷さいたま市岩槻区にて屋根修理<スーパーガルテクトフッ素へのカバー工法>

▷さいたま市岩槻区にて屋根修理(瓦屋根からスーパーガルテクトへの葺き替え工事)

▷さいたま市岩槻区にて屋根修理(コロニアルから横暖ルーフへのカバー工法)

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